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あすなろ170 ぼくの知恵袋(過去記事)

2018年3月30日投稿

 

 

 

2015.12号

 

長く生きていると、色々な「俺オリジナル」というものを編み出すようになります。

 

なんて言っても大した話ではなくて、日常の延長のお話です。

一時期、重曹を掃除に使うことが流行しましたけど、まあそんなようなものです。

 

でもそんな、確かに自分で思いついたはずのことが、テレビで紹介されていたり、インターネット上でテクニックとして広まっているのを見ると、

「ああ、自分以外にも同じ事を考える人がいるんだなあ」

と思う反面、

「俺の方が昔から知ってたもんね」

と思ってみたり、逆に

「発表しておけば、いつか誰かの役に立つのかもしれない」

と考えたり。

 

今回は、そんなものを書き出してみます。

 

 


1.製氷皿から氷をきれいに出す方法


 

方法としては、製氷皿をひねる前に、皿の裏側に流水をかけるというもの。

蓋付きならば、開ける前の蓋にも水をかけておきます。

それだけで氷の張り付きが取れるので、蓋は軽く外れますし、氷も割れることもなく簡単に外れてくれます。

 

今時の普通のご家庭の冷蔵庫には自動製氷機がついているでしょうが、私のように敢えて製氷機無しのモデルを選ぶ方にはお勧めの方法としていかがでしょう。

 

この方法、何年か前に中学生に話したら、

「はいはい、テレビでやってましたよね」

と。

いや、俺が確かに思いついたんだといっても、

「いやいや(笑)」

とか言われちゃったり。

私はもうテレビなんて全く見てないので、同じことを考えた人がいるってことでしょう。

 

製氷皿といえば、100円ショップで買ってきたこれをプラモデルの塗料皿とかパレットとして使うと、汚れた時に惜しくもなくどんどん捨てられるので便利です。

 

 


2.パラパラチャーハンの作り方


 

ネット上でたびたび話題になるのが、この「パラパラチャーハンの作り方」。

この手の話で必ず上がるのが、「家庭用のコンロでは火力が弱くてムリ」みたいな書き込みです。

でも、ならば火力の強い業務用ならば簡単にできるのかといえば、そうでもないんですよね。

だって我が家は、建て替えたときにコンロを業務用にしましたけど、簡単じゃないもん。

結局、ポイントは大量の油なんですよね。

 

でも、そんな派手なことをしなくても作る方法を見つけました。

それは、マヨネーズを油代わりに使うというものです。

 

シルバーストーンのフライパンにご飯をあけて、それにマヨネーズをかけて火にかけながらよーく混ぜます。

火力は中火から弱火のあたりでも充分で、ちゃんとパラッパラのチャーハンができます。

ゆっくり混ぜないと周りに飛び散るくらいパラパラになります。

 

もちろん最初はマヨネーズ特有の匂いが出ますが、そんなのは火を通すうちに飛んでいっちゃいます。

それでもなんだか気になるということでしたら、ケチャップをかけて「チキンライス」にしてしまえば、ケチャップの酸味と匂いに混ざってしまって、全くわからなくなります。

 

この方法は、だいたい3年前くらいから、子供の弁当作りに活用していました。

ところが最近、インターネットでたまたま見た2chのまとめサイトに、同じことが書いてありましたよ。

どうやら「とあるシェフの技」として、テレビで紹介されたようです。

やっぱり同じ事を考える奴は必ずいるもの……とも思うのですが、もしかしたらどっかに書き込みしたかなあ俺。

といっても別に起源を主張するつもりはないのですが。

 

この方法を見つけてからは、朝から幼児の弁当用にオムライスを作るのも苦にならなくなりました。

オムライスったって、手を抜けば簡単ですよ。

具なんて基本的に入っていません。

入れたとしても、コーンを十粒とか、前の晩の野菜炒めを一口分残しておいたものをみじん切りにして入れるとかそんなもんです。

だって、完成品のサイズは握り拳程度しかないんですから。

 

そういえば、他にも「プチトマトのきれいな切り方」も、弁当を作っているうちに発見しました。

プチトマトは、よーく見ると縦に線が一本一周しています。

この線に垂直に切ると、種の部分が表面に出ないので弁当向けです。

この線に沿って切ると、種の部分がきれいに見えるので、サラダの飾りに適しています。

ただ、これは実家の母親も知っていました。

 

 


3.チャイルドシートのガチ固定法


 

リクライニングできるシート限定ですが。

 

1. チャイルドシートを、背もたれを少し倒し気味にした座席に置いて、ベルトでテキトーに固定する。

2. 背もたれの先端を持って前に引き起こせばガッチガチ。

 

テコの力を使っていますので、微動だにしないほど締め上げることができます。

ただし、今時のチャイルドシートには、締め上げるためのダイヤルが付いていると思いますので、あんまり役に立たないかもしれません。

というかそもそも、これを読んでいる人で、今後チャイルドシートを固定する機会がある人なんているのかとも思いますが気にしない。

なお、シートスライドではテコが使えないので、そこまで締めることはできません。

 

 


4.運転席から後席の幼児の様子を見る方法


 

条件として、ルームミラーが自動防眩ではない(切り替えのつまみがついている)こと。

 

ルームミラーの防眩切り替えは、本来は標準が下向き――つまり下のつまみを押した状態――で使う物なのですが、これを敢えて上向き――つまみを引いた状態――にして合わせておきます。

そしてそのまま下に切り替えると、まあなんと、後部座席の子供の顔が見えるじゃないですか。

 

時には、ずっと下に切り替えたままで運転していることもありました。

外の天気次第ではありますが、二重写しになった鏡面に、後続車と子供が同時に映るので、慣れればそのまま走れるのです。

ただしこれは、できればリヤガラスにスモークが入っていない車体の方がよろしいかと思います。

 

育児ネタでは他に、「キューブミルクの素速い溶かし方」なんてのも発見して使っていましたが、そこまではもういいですよね。

 

 


5.コップを割った時の片付け方


 

大きいかけらを普通に拾ったら、微細な破片はぬれ雑巾で丸ごと拭き取って雑巾ごとポイ。

安全で手早く終わります。

 

これは実は、カミサンから教わったものでして、私オリジナルというわけではないのですが、似たようなことは小学生の頃に自分で発見しています。

それは、

 

 


6.ミツバチを捕まえるときは厚く折ったハンカチで掴めば針が届かず刺されない


 

来た!

これこそ今日から使える知識!

ミツバチを捕まえる際には、ぜひご活用ください!

ぜひ!

 

学塾ヴィッセンブルク 朝倉智義